ハコ

http://d.hatena.ne.jp/tetteke/20060206/1139203076
初めにすっぱり白状しておくけれども、Berryz工房の春公演をおさえるために自分が用意した枠は8枠。別に自慢するわけでも無く、罪状を公開したまでです。でもそれが過大な数では無いというのが現在の現場に行きたいベリヲタの現状。それだけ奔走してやっと8公演中7公演を確保することが出来た、というのだから如何にサバイバルか。一方で俺はなちヲタの人に逆に枠を貸したのだけど、こちらは初日含む横須賀4公演で全て当選。「当選しすぎだよ・・・」という借り主の悲鳴をよそにきっちり代金を徴収した。彼曰く、既に初日の昼公演だけで4組近くのチケットを手に入れているとか。
ベリ初日は戸田市文化会館なのだけど、初日というのは実に例外的な話になってくる。というのは、初日の前日は最終のステージリハーサルを行う。こればかりはセットを用意して最後の調整を行うわけなので、どうしても初日近辺にならないと準備が整わない。その点、市原市市民会館のような「前日のリハーサル用に無料で貸し出し」というシステムがあれば非常に大助かりだし、そうでなくても利用競争率の低い戸田・座間といったホールを初日に設定するのは仕方の無いことと思う。
一般的にコンサートホールは催しの開催1年前に予約手続きをするのが慣例。ただこれは一般者利用の場合で、企業は別口に予めハコを確保しておくもの。これは予想なのだけれど、アップフロントとして予めこの時期に数箇所ハコを確保しておき、後から各ユニット・歌手にハコを割り振っていってるんだろう。そうなると1年後の状況を読んでハコを確保しなければならないわけで、例えばBerryz工房が東京厚生年金にとどまったのも、まさかこれほどの倍率になるという予想が1年前には出来なかったということだろう。勿論なんらかの予定を見越してパシフィコなどを抑えられていれば話は別だけれども、見渡せばパシフィコ級の会場を春公演で予定しているユニット・歌手は無く、ある程度仕方の無かったことなのかもしれない。
それでも東京厚生年金を4公演設定したのはアップフロントさんの必死の企業努力と受け止めたい。松浦、娘。、ハロパ、安倍、Berryz、この中で東京の厚生年金をこの春に使うのは(それも2days)Berryzだけで、もしかしたらここの場所は安倍や松浦のために確保した可能性もあるのだから。
多分、昨年のスイッチオンを経験した頃におさえだろう今年の秋、来年の春にはもう少し大きなハコが用意されていると思いたい。そこでまたこのような事態になるのなら、それはアップフロントさんのやる気が無いという一言で片付いてしまうんだけど。

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話題がてってけさんの更新に沿うカタチになったけれども、「枠借りやめませんか」という原題に対する答えとしては、「辞めたいけど辞めたらコンサートを観ることは出来ない」という回答に行き着く。そう、背に腹はかえられないんですよ。そこはてってけさんのゲリラの例えがよく表しているなぁと思います。確かにこれは一種の「バブル」だとは思うけれども。
※当話題に関するトラックバックセンター(今年も手動・・・。)は森さんのトコまで。
http://d.hatena.ne.jp/BerryzKobo/20060205#ticket