前髪が気になるわ*1

http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/556110162
新垣が前髪を下ろした、可愛い!
と話題になったのが、もう、7年も前の話。それまでも「前髪さえ下ろせば新垣は化ける」と言われていて(というか僕もそう思っていたんだけど。)、3年越しの前髪解禁でした。あの時は思わずガキさんの写真を1枚買ってしまいました。(でも、どこいったんだろ、その時の写真。)
髪型ってのは一種の記号で、髪型の変化はそのアイドルの位置付け自体を変えてしまいます。飯田圭織は毛先までピンと張ったストレートヘア(僕はあれこそが「ジョンソン」の象徴だと思っています。)から、ふわりとしたパーマヘアーになって、「みんなのリーダー」になったんじゃないかな、とか。
ガキさんが髪を下ろしたのは、本人が高校1年生のとき。その前年に6期の加入があって、末っ子ではなくなっていたわけですが、しかしまだ「お姉さん組」には属さない。田中れいなのような「末っ子エース」でもなかった。道重のようなぶりっ子ナルシストを演じるのもガラじゃない。そんな彼女は、自分の位置づけを決められなくて、デビューの頃にアイデンティティのように扱われた「おでこ出し」をずっと続けていたのかな、と推測します。
だから、15歳の新垣里沙が髪を下ろしたのは、大きな一歩だったんだ、と。それが安倍なつみ卒業がきっかけで・・・というのは流石にこじつけすぎかもしれませんけど。
そんなガキさんが、おでこを出して写真に写っているのを7年ぶりに眼にしたのですから、よく意味のわからない感慨にふけってしまうのも已む無しです。そして、あえてそれを写真に収めたことは「自分の意志で『おでこを出すこと』をあえて選べるようになった」ことに他ならないのかな、と。
ちょっと、大袈裟な解釈かなぁ。でも、勝手な想像だとしても、これだけ「歴史」を思わせてくれるアイドルは、貴重ですよ。