選挙の日って

選挙を管理するお仕事について早3年強。結局一度も「選挙の日に投票行って外食」していません。なにぶん、投票日は職場に貼り付いていなければならないもので。いつも期日前投票
ザ☆ピース!の面白いところは、1番のBメロで「選挙の日に投票行って」おきながら、2番のBメロでは「多数決じゃ決められない恋愛のエトセトラ」と歌っているところだと思います。
でも、実際は「選挙」をしていても、なかなか単純な多数決で政治が決まっているとはいい難い。選挙の後に公約が修正されることもあるし、予期せぬ災害に振り回されることもあります。選挙の場面以外で、政治家や行政機関に業界団体や市民団体が圧力をかける形で政治参加をするというのも、現代ではよくあることです。(この圧力は悪い意味ではありません。)
そういう時代において、選挙はもはや多数決の手段というより、混沌としたこの政治行政システムの中で唯一単純明快に「俺は政治に参加する」という意思表示を行う手段なんだと思います。政治は、俺たちを無視するな!と。白票でもアミダで決めても、とりあえず投票することで自分たちの存在を政治・行政に知らしめることこそが重要なのではないかと思うのです。
だから、若い世代はもっと投票に行ってほしい。政治に(僕を含む)若者が無視されないために。
もっと「ここにいるぜぇ!」とアピールしましょうよ。