カケオチ

握手会の目的は色々あると思うけれど、僕の場合は「あの子を笑顔にする」というのが最大の目的なのです。というのも別にギャグやら何やらで笑わせたり、イタい行動で苦笑を誘うのではなく、「ほんのちょっと勇気の出る声を」かけたいわけです。それに、笑ってる顔が一番あの子は可愛いから、その一番かわいい顔を僕の手で引き出したい、そういう能動的な意志も働いているのだと思います。
僕は実家に帰ってきています。札幌はとても涼しいです。今頃はあの子も札幌入りして美味しいものでも食べているのでしょうか。東京から遠く離れた場所で自分との距離が狭まっていることを考えると、なんだか駆け落ちをしてきたかのような錯覚に陥ります。遠征が素敵なのは、この「駆け落ち感」なのかもしれません。
さて、明日です。この夏、最後の握手です。