恋をして綺麗になる

今日、写真を買ってきたのだけれど、ひとつ気になることがありました。
茉麻は、きっと恋をしているんじゃないかな、と思ったのです。
確証はありません。ただ、あの目つきは恋する女性の眼じゃないかなと思ったのです。好きな男の子を遠巻きに見つめる眼、二人きりのときふとした沈黙の隙に見つめてくる眼。第(2)成長記のジャケット、ブックレットの段階で胸が騒いだのですが、今日写真を買ってきて妙に根拠無く確信を抱いてしまいました。
でも、浮かんでくるのは嫉妬とか無念とかではなくて、これまでと比べられないほどに茉麻が美しく、可愛く、魅力的に見えるというコト、言い換えれば、より強い慕情なのでした。
知らぬが仏、とはよく言います。実際に茉麻が誰かに恋をしているかどうかなんてわからないけれど、もし本当に恋をしていて、恋をすることでこれだけ強烈な魅力を発するのなら、むしろ恋をした方がいいような気さえします。けれども、その相手が誰だか特定されてしまえば、僕はその男に物凄い嫉妬の念を抱くのでしょうね。矢口がマズかったのは、恋愛をしていた事実じゃなくて、それがバレてしまったことなのだと思います。推してる子が恋をすることは、その真実を知りさえしなければ、幸せなこと。
女の子は、恋をしている時が一番可愛くて、一番綺麗で、一番愛しいのですから。