キノコフルハーツ

ネタバレしています。
ワンダフルハーツの公演は先述の問題こそあれ、概ね楽しかったかなと。Berryzヲタ的には物足りなさが若干残るけれど、それはハロコンであり娘。ヲタも美勇伝ヲタも同じように抱くものだしね。「最大公約数を確保したな」という印象。
逆に℃-uteはわっきゃない(Z)でグループとしてがっつり存在感をアピールできたし、それ以外にも各メンバーにそれなりのアピールチャンスがあったりで、いい機会になったんじゃないかと。こういう場を彼女らに設けたのは評価できるんじゃないかな。いよいよデビューの期待がふくらむ。わっきゃない(Z)の歌詞が「年度末」に改められていたのも近いうちのデビューを予感させる。
印象に残ったのは、ハニパイ。曲をうまく使ったなぁ、と思う。チアリーダーの演舞をハニパイに取り入れたアレ。あのハニパイだけでももう一回観たいくらい。既存の曲も工夫次第でいろいろな楽しみ方を提供できる、ってことを示してくれたかと。出来ればもう一公演ボンボン持参で一緒に楽しみたかった。
あとは、友情-心のブスにはならねぇ-がよく印象に残っている。というより、スイッチON!の友情純情oh青春を観ているようなデジャヴに陥った。両方「友情」がテーマで、曲調も似ているから、ってのもあるけれど、それよりも客席含めて全体でテンション最高潮に至るところはまったく一緒で、ハロコンならではの大人数の迫力が一層テンションを引き上げていたと思う。
ハニパイにしても友情にしても、「大人数」という難点を逆手にとったプログラムを組んできて、なかなかそこは評価できるんじゃないかなと思う。もちろん、各ユニットの単独コンの方が楽しさや密度は濃いに決まってるけれど、そういう場では出来ない何かをしよう、という意志は十分感じた。あぁ!の再来もその一つだしね。
総じてハロコンとしては及第点じゃないかな。今年も素敵なヲタライフが過ごせそうな気がしてきた。