ROAD to 後藤真希

先週末の話2。
ヘブンの歌コーナーでは横浜蜃気楼を茉麻は選んだわけだけれど、この意味は非常に大きいのです。そもそも茉麻は後藤に憧れてこの世界の門を叩いた子だから、そのモチベーションが現在に至るまで一貫して続いていたのが、俺は嬉しくて仕方ありません。後藤のもつ「ハード」な魅力、それを継承する素質が、あの子にはあると思うし、ライヴでは俺はいつもその「ハード」な魅力に迫ろうと注視しています。そして、それが完全に達成されたとき、須藤茉麻は「後藤真希になる」のだと考えています。
だから、俺の夢は須藤茉麻が「後藤真希になる」こと。その夢の片鱗をパシフィックヘブンで目の当たりにできたことが、今回の最大の幸福でした。勿論、それはまだまだ夢のカケラに過ぎない、未熟な「後藤真希」であって、いや、まだ後藤真希は程遠い存在なのだけれど、彼女もまた「後藤真希になりたい」と願っているのを感じられたこと、そしてその願いをかなえる第一歩を踏み出したことを確信できたのですから。