茉麻なしでは・・・

ツアーも折り返しましたが、西日本ではまだツアー自体始まっていないので隠しますね。


http://d.hatena.ne.jp/maasahime/20060404
「あななし」についての思いいれが俺とかなり近い線をいっていて、これは話が合うな、と思った。本当に正直に言うと、あななしが始まって雅と梨沙子しか残らなかったとき、俺もかなり落胆した。茉麻にとってそのアイデンティティとも言える曲。俺は茉麻を囲んでメンバーがクルクル回るあの終盤の振りにいつも全神経を注ぐ。茉麻の気迫、歌声の伸び、そして何より彼女の強烈な視線(眼光と言っても良い)を感じて、コンサートに来て良かった、そう感じるのが俺の中での慣例になっている。
もちろん当の3人のアクトが素晴らしいものだということは強く承知している。けれども、何より俺は茉麻に歌って欲しかったし、茉麻に踊って欲しかった。それは何よりも「あななしだから」という部分に帰結するんだけども、「あななし=茉麻」というイメージを現在のベリヲタがどれたけ抱いているのか、ということを考えると、俺も異端なのかなと感じる。
けれども、茉麻の表情、アクト、そして視線を観るに、彼女にとってのあななしが特別なものであることは明白。やはりデビュー時に舐めた辛酸が未だに彼女にとって呪縛であり続けているのかもしれない。そしてその呪縛を解き放つのもまた彼女であり、そしてその呪縛を解く鍵もまた、この「あななし」にあるんじゃないかなぁと思う。
佐紀ちゃんのダンスは、確かに彼女の得意たる部分を100%引き出した素晴らしい演出だった。けれども、俺は、あれを茉麻にやって欲しかったんだよね。もちろんこんなことを言うと各所から「いや、あれは佐紀ちゃんがやったからこそ・・・」と言われるかもわからない。そして佐紀ヲタからの叱責も受けるかもしれない。だけども、俺は茉麻ヲタとして、彼女が最高の力を放ちこの曲を支配した時こそが、真のあななしの完成だと信じている。呆れられる考え方かな? でも俺は、そういうタイプの茉麻ヲタなので。