初心に帰る、というわけでは無いけれども、この春のベリコンが終わったら、茉麻は一度ハロプロ☆パーティに出向いて後藤のアクトを見学に行くといいんじゃないかなと思う。まぁ勿論ソロコンサートを見るに越したことは無いのだけれど、当面後藤ソロコンの機会も無さ気なので。
後藤は本当にいい眼をしている。確かに後藤は歌、ダンスともに優秀なハロプロサラブレッドだけれども、ゴマコンの1/3は後藤の「眼」が作り出している、と俺は考えている。気迫の篭った観客席を射抜くような眼、ニッと口元を緩ませた時のはにかんだお茶目な眼、その一つ一つに俺は魅了されている。極端な話、「眼は口ほどにものを言う」とはまさに後藤のコンサートを象徴する言葉かなと思う。もちろん、その歌やダンスが素晴らしいからこそ、その視線にも説得力があるのだけれども。
おそらく、茉麻もあの後藤の強烈な視線にマジ惚れしたタイプなんじゃないかな。茉麻のアクトはかなり後藤の影響を受けているようには思うけれども、とりわけその視線の遣り方には強いこだわりを感じる。けれども、今回のにょきにょきチャンピオンを観て、どうも彼女の視線が少し弱いというか、どうも笑顔ばかりが目に付いた。なんかそれも違うんじゃないかな。そういえば、今年の正月は後藤とも別グループだったし、この忙しいスケジュールでは後藤のステージを体感できる機会も相当限られたことだろうから、仕方ないのかもしれない。ただただ俺は、惜しいなぁと思うばかり。
その眼、その視線、ムダにしないでくれよ。茉麻の眼をもってすれば、我々の息を飲ませるくらい容易いはずなんだから。