夢中

俺は「夢中になれるものを持っていたい」と考えている。心の底から一生懸命になれるコトが必要だと思う。一度きりの人生だから、それだけの想いをぶつけられる存在に出会えなければ、生きていてもあまり意味はないんじゃないか、とさえ感じる。
まさしく、あいつは「夢中になって」走り抜けてきた。劣等生と呼ばれる日々、歯を食いしばって歌ってきた。同輩が写真集や楽曲で大活躍するなか、いつもその少し隣で黙々と歌い踊り続けてきた。
確かにあいつには華はないかもしれない。けれど、あいつにはいつも「夢」があった。それはあいつ自身の「夢」でもあり、俺たちヲタの「夢」でもある。あいつも、俺たちも、いつも無我夢中だった。
「なりたい自分が見えてきた」その「なりたい自分」になるために、必死で、夢中な紺野でいて欲しい。せっかくの人生なんだからね。「頑張れ」じゃなくて、「夢中になって」と。
ただ、あと3ヶ月、あなたに夢中でいさせて欲しい。
紺野あさ美さん、19歳の誕生日、おめでとう。