アイドルの成長

アイドルとして「成長する」って、どういうことなんでしょ。
歌がうまくなること? 華麗なダンスが踊れるようになること? 歌手やダンサーならそれで答えは足るけれども、アイドルとなると、そこに限らないように思う。そりゃあ、歌やダンスが上手であれば十分なアドバンテージにはなるんだろうけれど、トップアイドルに求められているのはそういう「技術的」な問題では無いんじゃなかろうか。
松浦(20歳おめ!)はアイドルじゃなくて、歌手だったんだろうな、と最近よく思う。「歌で魅了しよう」という目的が随分とはっきり最近のプロモーションでも見えてきたし、それが本人の意思であることも、どうやら間違いはなさそうである。ただ、俺はアイドル松浦亜弥のほうが好きなので、ちと残念なのだけれど。
話が逸れてしまった。本題に戻ります。
「アイドルが成長する」それはとりもなおさず「自分のカワイイ・綺麗・カッコイイをステージ(やTV画面)の上で表現する」ことが出来るようになる、ってことじゃないだろうか。女の子なら誰もが自分しか持たないオンリーワンの「カワイイ・綺麗・カッコイイ」を持っていて、その「カワイイ・綺麗・カッコイイ」をステージやTV画面の中で発揮するのがアイドルの仕事であり、アイドルヲタクはアイドルの「カワイイ・綺麗・カッコイイ」を享受しているんじゃないのかなぁと。(これが「あなたを好きになる三原則」ってやつかい?w)
自分のカワイイ・綺麗・カッコイイを表現するときに、歌やダンスを武器に出来ればそれに越したことは無いし、その意味では歌唱力やダンスパフォーマンスを磨くことは間違っていない。ただ、それだけが手段ではないのも、また確かなんじゃないかな。
その意味では、紺野はよくぞここまで成長した、と思うんよ。

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都内の某所で下積みアイドルをしている某グループのみんなにも、「アイドルとして」真に成長してもらいたいもんです・・・おっと、これはここに書く話じゃないなw