ガッタス最終戦

勝ちの裏側に負けのある球技の世界は残酷だ。誰かが笑えば誰かが涙を飲む。どんなにキレイめかして語っても、負けは負けだ。
だから、負けても本当にイイ顔してるヤツってのは、なかなかスゲェヤツだなと思う。全力で戦うこと、真剣にぶつかり合うこと、その心意気を楽しんでいるヤツじゃなければ、負けた時もイイ顔で振り返ることなんて出来ないよね。ヨツヤクローバーズの伊藤雅子が特にイイ顔してたよ。(ブサイクだけども。)
そして、もう、俺は吉澤の苦虫を噛み潰した表情には、ウンザリ。でも、仕方ないんだよね。勝たなければならない、それが常勝チームの義務だから。「勝つ悦び」よりも「負けない悦び」が勝ってしまうんだよ。でも、仕方ないわな。
紺野のフットサル公式戦最後の日は、不本意な結果に終わってしまった。勿論、本意とは優勝のことなのだけれど、でも、負けたとしても、全力で最後までプレーできれば、それで彼女はきっと心からの笑顔で去っていけたんだろうなと思う。
北澤さん、なんでアンタ、ドリーム戦に紺野を出さなかったんだい?