歯がゆかった時代

大阪が月曜日の公演だったためか、妙にスパンが短く感じられるな。
紺野と出会って、いつもいつも「なぜこのコは評価されないんだ」と想い続けてきた。「このコが素晴らしい卒業を迎えることなんて出来るんだろうか」とすら考えたこともあった。心無い誹謗中傷にもまるで我が事のように耐えた。紺野ヲタとしての前半生を振り返れば、「歯がゆい」の一言だったのかもしれない。
ソロ写真集発売は、そんな俺にとって何よりの吉報だったんですよ。
04年のあの夏から、全てが変わりました。写真集の少し前にベストショットでの「パパに似ている彼」の収録、涙が止まらない放課後、フットサル・・・誰に何と言われようと、04年の下半期は「紺野の季節」でした。横浜アリーナの出口にところどころ見受けられた涙を流す紺野ヲタ。あの日のことは、二度と忘れられないだろうな。
あれ以来、紺野ヲタの世界はガラリと変わった気がします。活き活きとして、互いに肩を抱き合って「謳歌」しているような、そんな印象がある。「歯がゆさ」から解放されたんです。「歯がゆかった時代」があったからこそ、これだけの大きな悦びがあったのだし、その後の素晴らしい活躍を一層の感慨をもって享受できたんじゃないかな。
だからこそ、あの歯がゆかった時代を想いながら、今日と明日、彼女を見つめてこようと思います。
じゃ、いってきます。